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赤青鉛筆ファミリー

赤青鉛筆
鉛筆の両端を削って使うことは「貧乏削り」や「泥棒削り」と揶揄され、あまり褒められた使い方ではないとされている。ウィキペディアによれば、軸の後ろの端は一部を削ってそこに名前を書くことが多いので、盗んだ鉛筆はその名前の書かれた部分を消すために両端が削られたことが「泥棒削り」の名の由来となったのだそうだ。

ところが、普通の鉛筆では忌み嫌われているこの削り方も、赤青鉛筆の場合には、便利な発明として正反対の評価を受けることになる。そして、最近になって普通の鉛筆と赤鉛筆を合体させた黒赤鉛筆も登場した。鉛筆以外でも、写真のように黒赤ボールペン、赤青シャープペン、青黄蛍光マーカーと軸の両端で色の異なる同種異色筆記具は存在している。

考えてみれば、鉛筆を握れなくなるような長さにまで使い切ることは稀なのだから、両端を削るやり方はむしろ合理的といえる。使っていない方の端は補助軸でカバーしておけば、突いたり汚れたりするようなこともない。そろそろ「泥棒削り」に替わる新しい名前をつけて、市民権を回復してあげてもよいのではないだろうか。




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